トップページ > 失敗から学ぶ転職・再就職の成功のポイント > 女性看護師の転職・再就職で欠かせない出産と育児|失敗から学ぶ成功のポイント

女性看護師の出産と育児について

産みたい気持ちがあるのなら、予定がなくとも計画を!

20歳半ばが1度目の転職ピークになります。看護の場で働き2、3年。本当にこのままでいいのか?看護自分にマッチしているのか?できることと判断しきれないことの狭間にいるような感覚です。この年代になると結婚し、こどもを授かる友達も。彼がいても予定が見えない、男性との出会いが少なくこのまま独身に…という焦りから転職を1つの転機に考える看護師も中にはいます。予定がはっきり見えていないのですから、資格や出会いなど興味あることに重点を置いて。しかしここでも‘彼ともし結婚したら…’‘もし彼ができたら…’と一歩踏み込んだビジョンをイメージしておくことをお勧めします。
相手ありきの話にもなりますが、看護師としての自分の意思を固まることがマスト。結婚後はどのようなスタイルで勤務したいのか、妊娠したらどんな感じで休みたいか(親や姉妹がいるならつわりなどの体質を聞いておく)、出産後はどれくらいの育児期間で復帰したいか、保育施設が併設されている総合病院が便利そう!好きなことや習い事はどうバランスをとるか…。中には復帰後に産休前と異なるスタイルを求められることもあり、(本当に同じとところで働けるのか…)と、不安に感じることもあります。
中にはすでにこどもがいて、子育てとのバランスで転職を検討している人もいるでしょう。自宅と保育園、そして病院・クリニックとの場所が悪く、通わせづらい。夫婦間で送迎のバランスがうまくとれない。忙しすぎてこどもの行事に参加できない。サポートしてくれた両親の協力が難しくなってきたなど。このようなケースでは具体的にこう解決できればよりスムーズに育児ができる!ということがわかっているので細かな勤務要件から転職先を探すことができます。
最初から‘完璧’は難しく、結婚、出産、育児も各イベント毎で想定外のことも出てくるかと思います。(こんな未来、思ってもみなかった!)とそれが人生なのですが、いつ運命の出会い(結婚・妊娠)があるかは誰にもわかりません。いま思い描ける範囲で自分のスタイル(ワーキングマザーになるか、育児とのバランスはどうするか)を見つめなおす機会にもなります。このビジョンで選ぶ病院(クリニック)や勤務体制が見えてきます。

女性のライフイベント・仕事・出産・育児イメージ図

今、1番多いスタイルは看護師と育児の両立です。女社会なので一見、復帰しやすく感じますが、今以上に育児に専念されていた先輩方の意見はときには厳しさもあります。転職では育休あけの看護師の割合、また有給消化率などの情報が役にたちます。また中には夫婦で看護師だという家庭も増えてきました。比重を見ると男である夫側がキャリア派、奥さんは育児に比重をおいたサポート的位置づけです。このようなケースは、夫も家事がこなせることが前提。すれ違い生活になる日もあるので、こどもの行事などの情報共有が欠かせません。
キャリアを極めたいケースではいつ病院が倒産しても、他の場所で受け売れられるスキルがあるかどうかがポイントです。特に民間の病院では経営が困難になり、大きな病院でも安心することが難しい時代です。論文や研究に積極的に参加できる環境であるか、認定や専門といった資格を取得できるか、海外経験をするため英会話を習い始める…といった具合に、どんな環境においても活かせるスキルアップが求められます。特に1つの病院で看護師を続けていると、その病院の風習、やりかた、考え方を熟知し柔軟に動けるのですが、一歩外へ出ると通用せず自信を失ってしまった話はよくあります。いつでも客観的に広い視野で、自身のスキルを分析し精進することが大切です。
また結婚、もしくは妊娠を期に退職されたかたもいるでしょう。出産を経て育児をしながら(この子が何歳ぐらいになったら…まって、ブランクはどれくらいまで許されるの?)と不安を感じることがあるかと思います。一般的な会社でしたら出産・育児からの復帰はハードルが高いのですが、看護師は不足しており需要がとても高くなっています。受け入れ先は十分にあります!安心してこどもの個性(成長)をみながら、復帰時期を検討しましょう。どんな環境で育てたいか、預けるならどんな保育園が合いそうか、保育時間から送迎をシミレーションしてみたり、体調不良で緊急に迎え行くケースを想定したり。特に0歳~3歳は保育園ではやり病が移ってしまうことが多く、かかりつけの小児科に午後受診へ行くことも視野にいれるとより復帰がスムーズです。


【まとめ】女性ならではのイベントを考慮した転職

  • 女性ならではのイベント(出産・育児)を考慮し、自分の色を想定した未来設計をする
  • 出産予定があるケース、すでに出産し育児中の場合においては、保育施設や学童、通学を考慮した1日のスケジュールを組み立ててみましょう

看護師の転職、資格を見られる?それとも…

看護師の転職において、まずは資格!と認定を取得してからの転職を検討するケースがあります。勉強するのに慣れた環境、という判断は間違ってしませんが、現状の不満があるなら転職してからの取得がストレスフリー。実務経験5年、特定分野の看護経験3年以上が基準ですから…。離職中の受験もできるので、受験と転職の組み合わせひとやすみする看護師も少なくありません(前職場の勤務証明書を発行してもらう必要があります)。
といっても実際、転職時の面接官がチェックしているのは実務経験。資格は主に性格(やる気や真面目など)の判断材料の1つです。転職のために資格を取得しようと思っているなら、転職後によりよい環境があるという可能性を視野にいれましょう。
転職では明確に自分がやりたいこと、できることを宣言し、相手側(転職先)の利益にマッチさせる必要があります。人手不足といっても経験やスキルがあるのが有利なのは言うまでもありません。明確な専門知識や技術力だけでなく、患者や同僚、医師とのコニュニケーション能力も‘経験・スキル’の1つ。最近では当たり前になった電子カルテも。はっきりと目にみえる資格だけがすべてではありません。